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| リウマチの原因 |
| 関節リウマチの患者さんは、自律神経失調やホルモン失調、あるいは冷え性とか風邪をひきやすいとかいった体質の人に多くみられます。こういった素因のある人に、いくつかの外因、たとえば過労、睡眠不足、栄養失調、ケガ、冷えと湿気など、そしてさらに細菌の感染が作用して、体の中の蛋白体が変化し、それが抗原となって、免疫反応をおこすと考えられます。その結果、主に関節、とくにはじめは関節滑膜に炎症がおこり、それを重ねていくうちに慢性関節リウマチになるという考え方です。慢性関節リウマチが、関節だけの病気ではなく、全身にいろいろな症状をひきおこすのは、このような病気のなりたちのためです。 |
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| リウマチの治療について |
| 関節リウマチの治療がめざすものは、炎症をとめ、関節破壊の進展を遅らせ、患者さんに生きがいのある質の高い生活を送っていただくことです。上図の中心にあるQOL(Quality of life)の向上とは生活の質の向上のことで、具体的な例でいえば、関節リウマチがあっても冠婚葬祭や同窓会といった行事に積極的に参加しようとする意欲がわく状態を指しています。
すなわち患者さん一人一人が、いつまでも社会の一員として満足のいく生活が送れる状態を維持することが治療の目標です。それには関節リウマチのさまざまな症状のなかで、関節の運動機能を維持、強化することが最も大切です。 |
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| リウマチの早期発見・早期治療 |
| 慢性関節リウマチでは、早期発見と早期治療がよい結果をもたらしますので、早朝、指などの関節が痛んで少しこわばっている、あるいはぎこちないといった症状−「朝のこわばり」−に気づくなど、疑いがあれば、できるだけ早く、かかりつけの先生に相談して、リウマチ専門医に診てもらうようにしましよう。
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| リウマチの付き合い方 |
| 「関節リウマチ」は30〜50代の女性に発病するケースが多く、日常生活や社会生活に支障を来すこともあります。しかし治療方法が発達した現在では、小康状態を保ちながら発症以前とあまり変わらない日常生活を送っている方も増えています。「関節リウマチ」にかかってもほとんどの人は仕事を続けています。ただ、重いものを運んだり、長時間歩いたりする仕事は無理な場合があり、会社の労務管理者に診断書を提出して事務などの仕事に配置転換していただくこともよくあります。
就職前に「関節リウマチ」と診断された場合は、はじめから室内でのデスクワークを選ぶといいでしょう。 |
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| 日常生活の工夫と注意 |
| 何よりも大切なことは十分な睡眠時間をとることです。夜更かしは避けて疲れを感じた時は時間を決めて昼寝をしてください。ストレスをためることも禁物です。ゆったりとした気持ちで過ごせるように努めましょう。また、お酒は控えてください。特にリウマチの活動期にお酒を飲むことは避けましょう。日常生活では関節に負担がかかる行為や動作はできるだけ避けてください。例えば、買い物に行く時も、無理をせずにできるだけキャリアーを使う、台所仕事も適度な高さのイスを使うなど工夫をしながら自分の体に負担をかけないように日常生活を送ることが必要です。 |
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| リハビリテーション |
| 「関節リウマチ」の治療の中心は薬物治療です。薬物治療では痛みや炎症をとる効果が期待できますが、薬にばかりたよって関節を動かさないでいると、関節が固くこわばってしまい身体機能が低下してしまいます。
これを防ぐため、リハビリテーションを取り入れることで入浴、食事、排泄など日常的なことから仕事や家事などに関わる運動機能を保ち、QOL(生活の質)の改善につなげてください。
また、リハビリテーションには運動療法、理学療法、作業療法などがありますが、なるべく毎日続けることが大切です。ここでは、家庭でできる「運動療法」と理学療法のひとつである「温熱療法」をご紹介します。
毎日繰り返し長く行えば、関節の機能障害を抑え、痛みもやわらいでいくでしょう。
「関節リウマチ」には適度な運動が効果的であると言われています。痛いからといって体を動かさないままでいると、ますます関節が動かしにくくなり全身の筋肉が衰えてしまうからです。ここで紹介するエクササイズは関節がこわばらないように予防するものです。このエクササイズは身体の調子がよいときに好きなだけ体を動かすのがポイントですが、こわばりかけている関節をほぐすように、できれば毎日朝夕続けてください。入浴後はとくにお勧めです。
エクササイズには、末梢の血液の流れをよくし、痛みをやわらげ、筋肉のこわばりをとる効果があります。また、適度に体を動かせばストレスが減りますし、全身の運動は免疫力を高めます。気の向くままに散歩したり、プールで歩くのもたいへんよいことです。歩いていて脚が弱ってきたと感じたら大腿四頭筋訓練を、手指の力が弱ってきたと感じたら、柔らかいボールや粘土を用いて指先のエクササイズを続けてください。
ただし、やりすぎは禁物。翌日まで疲れが残ったり、痛みがひどくなるようなら少しセーブしてください。
※一つの動作を2〜3回くりかえしてください※ |
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